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そうだ、四国へいこう(3)


東京は雪です。
そんな日に限って
なぜか洗濯物干しっぱなしのtoconomaギター担当です。
こんばんわ。

すっかり季節も冬というか前回の更新からはや3ヶ月。
気を緩めるとすぐ更新が滞るのですが、
ぶっちゃけ特に引き締める必要もないかな、と思い
今年もゆるゆると更新します。
そこんとこよろしく!

あ、昨年出したPOOLがタワレコ渋谷ベストセラーズに選ばれまして、
まだ店頭試聴機に入れてもらえてるそうです。すごい。
あらためて買ってくれた皆様に圧倒的感謝…!タワレコの人にも感謝!
ぜひ、家族友人従兄弟恋人愛人などにおすすめしてください。
そしていまさら収録曲seesawのMVとか公開したりしてるので、
是非見てみて下さい。貴重なライブ映像がちょっとだけ入ってます。
おれその日チャック半開きだったんだけど。


というわけで四国のアレの続きです。
本当に、本当に暇なときにどうぞ。

初見の方はこちらかどうぞ

そうだ、四国へいこう(1)
そうだ、四国へいこう(2)


〜前回までのあらすじ〜

大学1年当時、春休みの夜。
就寝前にT先輩からの電話。突然の拉致。
着の身着のまま四国で1週間ひたすらうどんを食べさせられ、
さらには高松空港に放置された、俺の運命やいかに。


------------------------------------------------


高松空港の玄関に、降ろされたと思いきや、
「じゃあおつかれ〜★」
T先輩はドリフトしながら去って行きました。
※誇張でなく、T先輩は車の運転が異常に上手かった

焦げたタイヤの臭い(本当)が立ちこめる中、
呆然と立ち尽くします。


なにはともあれ、解放感されたーーーー


向こう10年くらいは、うどん食べなくても平気そうです。
鍋の〆はおじや一択。異論は認めない。


落ち着いたところで、
さてどうやって帰ったものか。
いかんせん飛行機に乗った事がないので、チケットの相場すらわかりません。
空港内をキョロキョロ歩いてるとカウンターがありました。
JALとANAってあるけど、どっちがいいのか迷った末、
取り急ぎ、受付がかわいいお姉さんの方に向かいます。

「すいません、飛行機に乗りたいのですが」

イケメン風に声をかけたつもりでしたが、
受付のお姉さん、僕を一瞥して

「ひっ………!いや…あああの、チケットをお買い求めいただいて…………どどど、どちらまでですか…?」

怯えてます。
どう見ても怯えてます。
なんだこの塩対応は!と
当時は怪訝に思いましたが、


薄汚れた顔

ぼさぼさの髪

テロテロのスウェット

憔悴しつつも切羽詰まった雰囲気

荷物は四万十川の水が入ったペットボトルのみ


そして便所サンダル


どう見ても
逃亡中の犯罪者です。
本当にありがとうございました。

お姉さん、なんなら警察呼ぶくらいの怯えようですけど、
あ、ちょっと待って下さい、
警備員に目でサインを送らないでください。

危うく家じゃなく留置所に行くところでしたが、
こちらの「とにかく一刻も早く帰りたいオーラ」を感じ取ったのか、
渋々対応をしてもらい、東京までは2万円ほどで帰れるとか。

しかし手持ち600円弱。
ちなみに大学生当時、貯金も数百円です。
親に借りる意外のすべはありません。
ケータイは既に死んでいるので、公衆電話より家に電話をかけ、
母親から2万を借り、振り込んでもらいました。
学生には大金です。
あんなにうどん食べたのに、早くもげっそり。

ATMで引き出した万札を握りしめて、カウンターに戻ります。
相変わらずお姉さんは怯えていますが、大丈夫です。
背負ってるのは罪じゃなくて2万ばかりの借金ですから。


そんなこんなでようやく搭乗。
人生初の飛行機。

「こんな鉄の固まりが本当に飛ぶのだろうか…」とか
「念のため遺書でも書いとくか…」とか
本当に無駄に緊張したのを覚えてます。
体中に力を入れて、手に汗を握りながら離陸。
気分的にはパズーの「上がれぇぇぇ~~~っ!!」とシンクロ率400%。

meigen60-pazu1.jpg


…当然ですが、無事に飛んで感動し、
たまたま窓側の席だったのですが、
その景色にまた感動しまして。

紺碧の空。
ラピュタよろしく壮大な雲の世界。
教科書でしか知らないかった日本の形。
遥か眼下に見える、行ったことの無い街。
まるで人がゴミのようだ…


当時Googleマップなんて無かったので、
空から地球を眺める体験が初めてだったんです。
疲労困憊な体に不思議な感動が湧きあがりました。
なので、
いまだに飛行機では窓側の席にしてもらうことが多いです。
トイレに行くたび気まずいんですけど。
こないだ通路側のオッサンに「チッ」って舌打ちされて
おまえには膀胱が無いのか?と
小一時間ほど問いつめたかったです。
もしくは毛根をバルスするぞ、と。



…そんなこんなで東京に帰ってきました。
1週間振りの東京。
疲れ切ってはいるのですが
無事に帰ってこれた喜びを噛み締めます。
同時に、ちょっと大人になったような、
あのムズムズする感じ。
先週までのおれとはひと味違うぜ?感。
気分は界王星で修行してきた悟空のよう。
うどん喰ってただけなんですけど。


あらてめて今思い返すと、
大学のラグビー部は先輩が個性派ぞろいで、
一度遊び始めると3日間、4日間拘束されるのが普通だったんですね。
授業も出られないという。。

例えば学園祭になると模擬店を出すのですが、
祭りが終わった後もずっと店を出し続けるんですね。
他の部活みんな片付けしてるのに通常営業。
振替休日で誰もいないのにまだ営業。
学校始まってもまだ営業。
その時は先輩が寝ている隙に逃亡した記憶があります。
家に帰ったら着信履歴が先輩で埋まってました。
もはやケータイが震えてるのかおれが震えてるのか定かではない。

そんな感じの多摩美ラグビー部だったので、
「執着しすぎない」ことを覚えたような気がします。
モノとか時間とか環境とか…に捉われすぎないマインド。
美大生なので自分の作品は当然こだわります。
でも、同じ時期に、同じくらい「こだわらないこと」を体験できたのは
多様な価値観を養うという意味で、
なかなか貴重な体験だった気がするようなしないような。。。

。。。。

。。。

。。


なんかいい感じにまとめようと思ったんですけど

無理だこれ。


いまだに先輩風の人を見かけると
物陰にさりげなく移動するし。
※万が一この文章読んでたら本当に勘弁してください



その後、羽田空港からそのまま、当時の彼女さんにお土産を渡しにいきました。
道中の話は笑って聞いてくれましたが、
お土産の「落ちてたペットボトルに入れた四万十川の水(ぬるめ)」をドヤ顔で渡したら
暫く固まった後、真顔で「は?」といわれました。

ちなみにその水、数日したら
緑色に濁ったそうです。
綾鷹の素でも入っていたのでしょうか。


おしまい


ayataka.jpg






toconoma一同、今年中にセカンドアルバムを出せるように励んでおります。
POOLを上回る新曲達が次々できつつあります。
打倒スペシャ◯アザー◯!
目指せフジロック!
ライブで少しずつ披露してくので、
是非踊りにきてください!
よろしくです。



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(Pf.)西川隆太郎
(Dr.)清水郁哉
(Ba.)矢向怜
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