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そうだ、四国へいこう(2)

こんばんわ。
乙女心は秋の空系男子toconomaのギターKotaro(丸眼鏡)です。
人肌が恋しい季節ですね。
昨日は深夜のハロウィンパーティーで演奏させて頂きました。
みなさん刺激的な格好で踊って頂き、たいへん眼の保養になりました。


さてtoconomaのライブですが、スプリング、サマーを経て、
オータムandウィンターandユー!的にいろいろ決まっております。
個人的には11/4の巡音彩祭(じゅんおんさいさい)!


at代官山UNITです。


unit.jpg


あこがれのUNITと言えば自分の中では2005年、toeのワンマンライブなんですけど、
そういうのも含めて楽しみです。う〜ん、エモい!
出演者も超豪華ですので、みなさん是非遊びにきてください。


2013.11.04.MON(祝日) 巡音彩祭 
@代官山unit → http://www.unit-tokyo.com/map/
OPEN/17:00
ADV/¥3,000 ENT/¥3,500+1d
ticket/ローソン[Lコード] 78465
ARTIST/toconoma・JABBER-TRIO(from JABBER LOOP)・RIDDIMATES・カルメラ



前売りゲットしたい方は僕らに連絡するか、上記のローソンチケットからお買い求めください。
お友達お誘い合わせの上是非!人肌祭りや!




というわけで前回の続きです。
本当に暇な時にどうぞ。
長いです。
前回読んでいない方、忘れた方はこちらから。




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拉致まがいの事をしながら「四国のうどんを食べさせたい」と熱く語るT先輩。
その溢れる先輩力に感銘を覚えつつ、
無茶加減には涙が溢れてきます。
3月のまだ冷たい風の中、
着古したパジャマが肌に優しい。

ようやく事態を把握しまして。
腹も坐った。
むしろ減ってる。


俺「…………わかりました……ありがとうございます!好きです!うどん!行きましょう!」
T先輩「でしょでしょ〜?たくさん食べにいこうよ〜」



ふと「実は蕎麦のほうが好きなんですけど」
根底を揺るがすアレが思い浮かびますが
触らぬ神に祟り無し、
すでに現在地は名古屋です。
まあうどん嫌いじゃないし、
旅行好きだし、
いざ割り切ると少し楽しくなってきたのも事実。


そこで、ハッと気づくのですが、
その日は当時付き合っていた彼女さんと会う約束をしていました。
行けないのは明白です。まずい。

「アタシとうどんどっちが大事なの?」なんて言われたらどうしましょう。
うどんと天秤にかけられた彼女さんの心中たるや…やるせなさがこみ上げます。
一体、アタシはうどん何玉分と釣り合うのだろうか、と。

んで、恐る恐る電話をしたら、意外と笑って許してくれましてね。
寛大だなあ、と。四国のように広いお心だ、と。
まあ若干笑いは乾いてましたけど。
それ乾麺っていうか勘弁してください。すいません。
平謝りしつつ、四国土産を用意する事で事なきを得ました。
手持ち数百円だけど、そこは腐っても美大生!
アイデアと気持ちでカバーということで。


気を取り直してドライブ再開。
20歳当時、あまり東京から出た事が無かったので、
見知らぬ風景に胸がときめきます。
知らない道のわくわく感は異常。

関西人の運転ってなんでこんな強気なの?とか思いつつ、
ようやく四国は香川に到着。
当時の自分は免許を持っていないので運転は全て先輩まかせです。
本当に申し訳ないと思いつつ、
別に頼んだわけでもないことを忘れてはならない。


T先輩「お、さっそくうどん屋みつけたー」


幸先がいいですね。
おなかも空いてますし、
いざ本場を味わえる!となると
テンションも上がってきました。


俺「おー!これはそそりますね〜!」


うどん


言うまでもなく最高。
さわやかなのどごし、適度なコシ。
まさにダイナマイト四国。


俺「いやほんとうまいっす!これならいくらでも食べられますね」
T先輩「そうだねー。いっぱい食べさせてあげるね、もちろん奢りだよ〜」



いや先輩マジカッケーす。
一生は付いて行かないけど、
1日ないし2日間くらいなら多分付いて行きますよ!


お腹も落ち着いて店を出ると、
おや!隣もうどん屋でした。
さすが四国です。ダイナマイト。


T先輩「お!隣もじゃん、ここも入ろうよ」
俺「お!いいですね!まだいけますもんね」



当時20歳になったばかり、胃腸も最盛期を迎え、ついでに体育会系です。
うどんだ!うどんだ!もっと持ってこい!


俺(あーこの店もおいしいなあー幸せだ)


2軒目で多少の満腹感が得られました。
店を出ると、斜め向かいもうどん屋です。


T先輩「お!あそこもうどん屋だ!いこういこう」
俺「そうすね、せっかくだしいっちゃいますか!」



食べ終えて店を出ると、


T先輩「…あそこに見えるの、もしかしたらうどん屋じゃない?」
俺「あー…そうかもですね」



その店で食べ終えて車に乗ると、


T先輩「なんかガイドブックによるとこの先たくさん店があるみたい!」
俺「…はあ…そうなんすか…ゲップ」






その後食べ歩く事7〜8軒。





T先輩「お!またうどん屋見つけちゃった〜★」

俺「……ハイ…ップス、……ウィエア……ゲップ…」

T先輩「お!あそこにもうどn




ダメだこの人止まらねえ。



ひたすらうどん喰わせる気だ。
しかも全部奢りだから文句言いづれえ。

心のブレーキが壊れてやがる…!
ミスチルばりにとどまる事を知らねえ…!

ていうか5軒目くらいから食べてるの俺だけじゃない?

そして限界ギリギリチョップな10軒目。
崖の上を行くようにフラフラするのってこんな感じ?みたく入店。

出されたうどん、既にゲシュタルト崩壊が始まりつつある。


(オウェップス…)


---進まない。
---ちっとも箸が進まない。

アニメのドラゴンボールZくらい進まない。
悟空とフリーザが30分にらみ合ってるやつ。
え、今週全然進んでなくない?アニメなのにほぼ静止画じゃない?

すでに妄想が始まり、顔色はうどん粉よろしく真っ白ですが、
ここで若干の反撃を試みます。

俺「ウップス…ていうか先輩さっきから全然食べて無いじゃないスカ…」

T先輩「……ううん、おれは大丈夫、おなかいっぱいだから…」


うん、そうですよね。わかります。
俺もけっこう前からお腹いっぱいですし、正直いっぱいいっぱいですし、
食べ盛りの子供を抱えた若干家計の苦しい母親みたいな台詞いわないでください、と。

T先輩「ソレ、早く食べないとのびちゃうよ」

ノビてるのは俺の方だと思うんですけど。

俺「…すいません、マジ限界っす…うどんも四国も嫌いになりそうっす…」

T先輩「え〜〜しょうがないなあ。うどん好きっていってたじゃん…」



一瞬、実は蕎麦の方が好き、と言いそうになるが
このままでは蕎麦の産地まで連れて行かれかねない。
千代の富士ばりに限界をアピールして、
この日のうどんは終了。
ごっつあんでした。

ここらでようやく就寝ですが、
ぼくら清く正しい貧乏学生。
車中泊以外の選択肢はありません。

小麦畑の路肩に止まり、
風呂も入らずシートを倒して就寝。
満点の星空を眺めつつ、
静寂の中みみをすませば、
腰からの悲痛な叫びが聞こえます。(腰痛持ち)
痛え…。

そして寒い。車内とはいえ、まだ3月。
たぶん西野カナより震えてたと思う。
もしくはマナーモードのソレか。
なんか一晩中着信きてるんですけどー。ガタガタブルブル。


そんな感じで、
まあ1〜2日で帰れると思ってたんですけど、



このあと1週間ほど四国にいました。



もちろん全部車中泊。風呂無し。替えのパンツ無し。
日ごとにスエットパジャマからコシとハリが失われていきます。
まるでうどんがのびていくように。
で、履きっぱなしのパンツが不快っていうか、腐海と言って差し支えない。
姫様…これは猛毒ですぞ!


拉致旅行中風呂に入ったのは1回
たしか3日目くらいに、
有名な道後温泉に連れて行ってもらえました。
なかなか赴きある温泉街でしたが、
突然、T先輩が「散髪したい」と言い出しまして。
となりの駐車場で僕が髪を切るんですね。
コンビニで買った黄色いハサミで。
先輩は上半身はだかで。

そしたらまあ、見られるわけです。
おもいっきり観光客が僕らを凝視してくるんですね。
あ、すいませーん、ぼくら観光スポットじゃないんでー。
東南アジアの街角でもないですからー。
あ、オバチャン、写真とるとこじゃないよー?

その後ようやく温泉に入りまして。
正直疲れ果てていてほとんど記憶がないんですが、
頭を洗ってて、ふと目の前の排水溝を見ると、
隣の先輩から流れてきたであろう、
大量の切った髪の毛が吸い込まれていく様子だけ鮮明に覚えてます。
(道後温泉の方々、本当にすいませんでした…温泉はとても気持ちよかったです)



んで、他にも四国を色々回ったんですけど、



高知県といえばカツオだろ!
ということで。
まさか寿司屋なんて行けないですから、
地元のスーパーで「カツオの刺身」っていうか、
「カツオの肉塊2kg(半額)」を買うんですけど。

当然包丁なんて無い訳で。
幸せの黄色いハサミは毛まみれですし。

まあ醤油かけて直にかぶりつくんですけど、
硬いスジが多くて結果的にしゃぶるみたいになりまして。
しかも生臭くって。血がボタボタ垂れてきたりして。

深夜の車内で血生臭いカツオをしゃぶって回す。っていう。

シャブ的な要素いっこも無いのに、
このダークかつアンダーグラウンドな空気はなに?みたいな。



とか



あの有名な坂本竜馬像を観に行くんですけど、
到着がやはり深夜でして。

足下すら見えない暗闇の中、
美大生もちまえの想像力をフル活用させて、
頭の中にそれぞれの竜馬像を描くという
それ想像力の使いどころ間違ってない?っていうエア観光したり。



とか



キラキラ輝く四万十川を見て、
「美しいな、綺麗だな、大自然だな」と思う前に

「あーあそこでパンツ洗えるかも」

と思ったり。
その後、彼女へのお土産は、四万十川の水にしよう!と
これ爽やかで素敵じゃん?くらいに思いつくのですが、
その水を入れる容器がその辺に落ちてた小汚いペットボトルだったり。

と、今思い返せばだいぶ判断力と大事な何かが失われつつあったであろう所感です。



この時点で1週間くらい経っているのですが、
実はその2日後に、人生初、バンドでのライブが控えておりまして…

はい、ようやくバンドのブログらしくなってきました。
こうみえて実は少しギター弾けるんですよ、最近CDとかも出しましてね。ええ。
toconomaっていうんですけど知ってます?

ちなみに当時、同級生と組んでいたそのバンドは、
ブラフマンのコピーバンドでした。エアジャム世代。
初恋より甘酸っぱい思い出ですね。


なんとしてでもライブまでには戻らないといけません。
当然メンバーに迷惑はかけられないし、
初めて買ったエフェクターなるもの(ギターの音を変える謎の小箱)も使いたい。

恐る恐る先輩にその旨を話すと


「は?何いってんの?」


どうしよう。
いきなり激おこだよママン。

しかし僕もここは引き下がれません。
1時間に及ぶ押し問答の末、ようやく帰してくれることに。
無茶苦茶な旅でしたが、
本当にたくさん奢ってもらったので、申し訳ない気持ちもかなりあります。

T先輩「わかったよしょうがないな〜、じゃあ帰ろうか」

帰れる。ようやく家に帰れるーーー
かつてない安堵感をしばし堪能しまs

T先輩「はい、着いたよ」


!?


え、どういうこと?

まだ30分も経ってないよ??

あ…飛行機が飛びたって……

ここ…いわゆる空港ってやつじゃない?




俺「あの…ここ空港ですよね…?」


T先輩「そうだよ。飛行機乗った事無いんだっけ?」


T先輩「おれもう少しぶらぶらしたいから…」


T先輩「ここから1人で帰ってもらえる?」




なん…だと…!?




まだちょっとだけ続く



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11/4の代官山UNIT、おひまでしたら是非。
現在タワレコ広島店で限定発売中の「toconoma EP 復刻版」も
ちょっとだけ物販に置けそうです。


ep.jpg



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Author:toconoma
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(Pf.)西川隆太郎
(Dr.)清水郁哉
(Ba.)矢向怜
(Gt.)石橋光太郎

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